旧函館区公会堂は、明治40年8月の大火によって焼失してしまった町会所を再建するため、豪商相馬哲平氏や住民の寄付により明治43年9月に竣工されました。
左右対称のコロニアルスタイル、ブルーグレーと黄色に彩られた外観が特徴となっています。
明治時代に建てられた公会堂建築の中でもデザインや技法に優れ、建物の改造が少なく、家具の保存状態も良い数少ない現存遺構であり、日本を代表する明治洋風建築の一つです。昭和49年に国の重要文化財に指定されました。
令和3年春、大規模な保存修理工事を終え当時の美しい姿に蘇りました。
外壁の鮮やかな青灰色をイメージしたインクをお楽しみください。
50ml 2,200円