万年筆
デルタ
フュージョン82 ブルー
熱伝導率の違う素材を組み合わせることで従来のインクフローをより快適に、というコンセプトで造られたモデルです。
歴史的にその高貴さと耐腐食性からペン先の素材として広く認められていたのは金でした。しかし、技術の進歩によって金やその合金よりさらに腐食に強いスチールの生産が可能になりました。スチールは金が持ち合わせていない弾力性と強さを持っています。
フュージョンペン先は、デルタが開発した全く新しいペン先です。熱伝導率の低いスチールと熱伝導率の高い金。金の持つ高い熱伝導率により、下に重なるスチールに熱が伝わることでスチールがその間を流れるインクに熱を与え、結果インクの流動性を高める、という画期的なペン先です。
製品名 | フュージョン82 ブルー |
品番 | 1910033 |
価格 | 48,000円(税込52,800円) |
ペン先 | スチール+18金 |
ペン種 | F |
軸 | レジン |
本体サイズ | φ13×145㎜ |
本体重量 | 約23g |
【DELTA デルタ】
筆記具は流儀の表現であり、流儀は思想を映す鏡である。
1982年、南イタリア・パレーテの地でデルタは創設されました。
めざしたのは、南イタリアのアルチザン(伝統職人)による最高水準の製品づくり。サイドレバー使用のインク吸入システム、洋服のポケットを傷めないローリングウィール(車輪)クリップなど独自開発システムの数々にくわえ、金や銀セルロイド、特殊レジンなど最高の素材こだわった万筆筆づくりですぐれた評価をおさめています。
1994年にナポリで開催された「G-7サミット(先進国首脳会議)」では、各国首脳の調印式にもデルタの万年筆が使用されました。