万年筆
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創立90周年記念万年筆 螺鈿 朱鷺
創立90周年記念万年筆 螺鈿 朱鷺
永遠へ向けて翔く「朱鷺」の姿に思いを重ねて。
学名ニッポニア ニッポン(Nipponia nippon)。『日本書紀』にも「桃花鳥(つき)」という名で記されている朱鷺は、その名の通り、我が国を代表する鳥でした。独特の淡い朱色を帯びた羽色は「とき色」と呼ばれ、日の光を浴びて黄金色に輝くさまはたとえようのない美しさであったとされています。
日本では1981年に野生の朱鷺が空を舞う姿は見られなくなりました。しかし、1999年佐渡島で初めて人工ふ化によるヒナが誕生し、今秋には野生復帰が試みられるまでにその数を回復しています。
90周年記念万年筆はこの「朱鷺」をモチーフに制作されました。これは企業として100周年に向けてさらなる飛躍を目指す思いを、蒼空に舞う朱鷺の飛翔に重ね合わせたものです。
現在、環境問題は深刻化していますが、当社が100周年を迎えるその時、朱鷺にとって住みやすい環境であることを願って止みません。
研出蒔絵、螺鈿など伝統技法を余すところなく駆使した90周年記念万年筆「朱鷺」を、末永くご愛用いただければ幸いです。
研出蒔絵、螺鈿など伝統技法を余すところなく駆使した90周年記念万年筆「朱鷺」を、末永くご愛用いただければ幸いです。
製品名 | 螺鈿 朱鷺 |
品番 | FV-LP-RTO-M |
価格 | 120,000円+消費税 |
ペン先 | 18金ロジウム仕上げ |
ペン種 | M(中字) |
限定数 |
900本(シリアルナンバー入) 当店在庫:#473
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※こちらの商品は売り切れました。
●漆芸作家集団「國光會」
人間国宝であり、蒔絵の最高権威であった故松田権六氏がパイロットに招聘されたのは大正15年11月。入社後まもなく、氏は社内外の作家80余名を招き、蒔絵グループを組織しました。これが「國光會(こっこうかい)」のはじまりです。
「國光會」とは「相撲が日本の国技であるが如く、蒔絵は御国の光である」との信念から、弊社創業者の一人である故並木良輔氏によって名付けられました。
パイロットの蒔絵製品には、品質保証の印として「國光會」の銘が記されています。
「國光會」とは「相撲が日本の国技であるが如く、蒔絵は御国の光である」との信念から、弊社創業者の一人である故並木良輔氏によって名付けられました。
パイロットの蒔絵製品には、品質保証の印として「國光會」の銘が記されています。